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営農型太陽光発電(ソーラーシェアリング)とは、現在農業をしている畑地や田んぼなどに、
太陽光発電システム用の支柱を立て、その下で作物を育てることができるようにするものです。
農業も発電事業も同じ土地で行う農電併業、いわば一石二鳥の土地の使い方です。
作物は太陽に当たることで育つため、当然ながら「日光をパネルで遮ってしまって作物が育てられるのか」という疑問が出てくるかと思います。
これに対しては、様々な研究や実験の結果、太陽光パネルの配置の仕方によっては、作物の生育には影響が出ないばかりか、
作物に影響していた雨風を適切に遮ることで、さらに効率的な営農を実現することが可能となることが立証されました。
今、農家の方にとって、営農型太陽光発電(ソーラーシェアリング)はより身近なものへと発展しているのです。
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近年では、消費者のライフスタイルの変化に伴ない、昔に比べ緑茶の購入量が減少傾向にあります。
また、中国や外国産の安い輸入茶も増え、日本の荒茶の価格が低迷してしまったことで、経営難に陥る茶農家も多く、全国的に茶園の面積・生産量は減少しています。
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茶農家の6割が65歳以上で、35歳未満はわずか5%しかいないのが現状です。
子が後を継がず、ましてや高価な機材や農地を借金してまで購入し、やったこともない茶農家を始めるという新規参入者もいないため、後継者問題は非常に深刻な問題となっています。
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左記に述べたように、経営難や慢性的な人手不足により休耕地(放棄地)は増加の一途を辿っています。
「どうにかしたくても、自分たちの力だけではどうにもできない」「何か打開策があれば教えて欲しい」と感じていらっしゃる方も多くいらっしゃいます。
- 農作物収入以外の安定した収入が長期に渡り確保できます!
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「営農型太陽光発電(ソーラーシェアリング)」は農家の副収入源として今注目されています。
太陽光発電システムの耐久年数も25年以上と長く、農業と発電とのハイブリッド型収入で、長期に渡り安定した収入が得ることが可能です。
- 農業を続けたまま設置できるため、今までと変わらない収穫量を確保できます!
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太陽光パネルの設置方法を工夫することで、農作物に充分な日射量を与えることができ、設置前と変わらない収穫量を確保できます。
当社では、お使いの機械や今後使う予定の機械に合わせて架台の高さを設定致しますので、以前と何ら変わりなく農業を続けることができます。
- 収入の安定化により、兼業する必要がなくなり農業に専念できます!
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収穫時期以外を出稼ぎなどの兼業でなければ成り立たなかった農家の方も、太陽光発電による収入の安定化で、専業農家になることができます。
さらに農業に専念することで、より高品質の作物を作ることができ、相乗効果が期待できます。
- 環境に優しいクリーンエネルギーを作り、若者が関心を持てる、より良い農業へ!
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大気汚染物質を一切排出しない太陽光発電は、今後の資源問題の解決にも大いに期待されている再生可能エネルギーシステムです。
1 年を通して安定した収入を得ることができる太陽光発電システムは、今までの農業のイメージを覆し、新しい農業の象徴として、日本の農業が抱えている農家の後継ぎ不足問題、農業従事者の高齢化問題、休耕地(耕作放棄地)などの諸問題を解決する可能性を秘めています。